ホーム > 顎顔面矯正に多いご質問[QA]
顎顔面矯正の治療のよくある質問についてご紹介します。このほかに分からないことや疑問などがございましたら、メールでお気軽にお問い合わせください。
A.顎顔面矯正は、適切な時期に治療を開始することにより、1~2年の治療で歯並びや噛みあわせを改善することができます。ただし、永久歯が生え揃う12歳~13歳になって後戻りなどがみられる場合は、再度治療が必要となります。
A.顎顔面矯正治療の開始時期には個人差がありますが、5歳~7歳くらいに始めるのが効果的です。不正咬合の程度によっては、治療の開始が遅れると時間がかかってしまうことから、早めに治療を始めることが大切です。
A.矯正装置の装着までは、2週間前後に一度は受診していただく必要がありますが、装着してからは1~3ヶ月に一回程度の通院となります。治療開始後は、定期的に治療経過を確認するほか、矯正装置の調整を行っていきます。
A.顎顔面矯正の治療費用は、健康保険の適用外のため自己負担となります。当院では、1期矯正に330,000円、検査に33,000円程度かかりますが、不正咬合の程度や矯正装置によって異なるため、詳細につきましては、一度受診いただくことでお見積りすることができます。
A.顎顔面矯正治療で使われる装置は、徐々に力をかけて歯列を広げたり、歯軸を修正したりするため、装着したばかりの時は押されるような痛みを感じることがありますが、数日たって慣れてくると、次第に痛みがなくなります。
A.顎顔面矯正に使われる拡大装置やリンガルアーチなどの装置は、主に歯の内側にワイヤーを沿わせて使用することから、外側からはあまり目立ちません。また、最近は、歯列矯正に使われるブラケットやワイヤーに目立たない素材が使われています。
A.顎顔面矯正治療の際、タフトブラシを使った細かいブラッシング指導を行い、正しい歯磨きの方法を身につけていただきます。また、治療後、定期的に通院していただく際は、装置に付着した汚れのチェックを行い、磨き残しによる虫歯を防ぎます。
A.矯正装置には、取り外し可能な「可撤式」と取り外しできない「固定式」がありますが、特に、発育期のお子様の場合は、常に矯正装置を装着している必要があるため、ほとんどの場合は固定式の装置をお使いいただきます。
A.矯正装置を初めて装着すると、違和感があるほか、食事や会話がしにくいと感じることがあるかもしれませんが、数日間ほどお使いいただき慣れてくると、日常生活はもちろん、スポーツや管楽器の演奏などにも、支障がなくなります。
A.顎顔面矯正治療の終了後の後戻りを防ぐために、患者さんにはリテーナーと呼ばれる保定装置を装着していただく場合があります。特に、発育期のお子様は、あっという間に元に戻ってしまう可能性があるため、食事以外は24時間装着が必要です。